【俺もとうとうガチ恋に】小説風に書いてみた!ポポロコネクト定期公演レポートその2
今回のポポロコネクトのライブレポートは2段構成となっている。レポート前半はこちらからお読みいただける。
小説「今夜はポポロコアワー!!」
定期公演の様子を小説風に紹介していこう。
第一話「ツナグセカイ」

登場曲も流れぬ静寂のなか、ツナグセカイがスタートした。
新メンバーの歌唱パートもある。何よりも、新メンバーが開幕から登場してきたことに驚きが隠せない。
新メンバーの彼女は、すでにポポロコに溶け込んでいるようだ。
(あれ??ちょっとまてよ??)
新入りが来たことによって、メンバーが誰が誰だか分からなくなってしまった。僕は見つけた演者から順に、一人ひとりの名前を確認していくことにした。
まず目に入ったのは、結崎このみさんだ。
(ああこのみさんだ……)
彼女はいま、ステージの真ん中に立っている。僕は、日ごろこのみさんのおとなし気な性格を感じているだけに、ますます彼女が目立って見える。
(そしてこれは誰だ?)
成瀬真那さん、さらにもう一人の演者が目に飛び込んでくる。
(あれは誰だ?新入り?いや成瀬じゃないか?加山かも)
と、立ち見スペースで僕はひとり混乱する。もう誰が誰だかわからなくなってしまった。
ツナグセカイの落ちサビに到達すると、僕たちは演者全員を讃え、ケチャを捧げる。
ケチャにはもともと、宗教的な意味合いが含まれている。そのことを実感しつつ、祈りを込める気持ちて右手を前に出す。
1回目のMCは短くまとめられた。
本編がスタートしてから出てきていた新メンバーが自己紹介を済ませて、すぐに曲パートへと戻る。
「ヨーイドン!!」
次の曲を把握していない疑いのある深町による掛け声で、演者全員が位置につく。
「このフォーメーションはーーー!!」
僕は電光石火で彼女のかけ声に反応する。
そして、ポポロコネクトは「白地図の向こうへ」と旅立ったのであった。
第二話「セイレーン」

セイレーンが始まった。
推しを凝視できるチャンスタイムがやってきた。結崎このみさんの存在が目立つ。
僕が携帯を構えて動画を撮っていると、偶然にもこのみさんの歌パートばかり撮れてしまうのが不思議だ。
第三話「アイドルソングが聞こえない!」

(ヤッターーーー)
「アイドルソングが聞こえない!」はイントロからパラパラ風味全開だ。実はこの曲はオリジナルではなくカバー曲だ。先輩アイドルである、HAMIDASYSTEMからの伝家の宝刀を受け継ぎ、ポポロコネクトらしいコミカルさと相まってさらなる魅力が生かされている。
残念ながら、僕はアウトロのパラパラのフリをちゃんと見るのを忘れてしまった。1番好きで、脳に焼き付けておきたかった振り付けを見逃したのだ。これも、僕がガチ恋口上に夢中になっているせいだろう。
第四話「ねむたいパンク」
(きました、ねむたいパンク。)
この曲の、ギターを弾くような真似しやすいフリを見るだけで、体が勝手に動いてしまうから大変だ。
ライブが後半に差し掛かっていたことを感じると、僕は猛烈に名残惜しい気持ちになる。
*
全曲の披露を終えたポポロコネクトの演者たち。新メンバーの朝日奈さんが一言でこの場を締める。
「そんなひなちゃん、このあとのトークパートにてゴリゴリ掘り下げていこうと思いますので、」
朝日奈さんの呼び名は、既存のメンバーである加山夕莉さんとの混同を防ぐ目的で「ひなちゃん」に統一された。
「トークパートはみなさん全員着座で!お楽しみくださーーい。」
深町は定期公演では毎度恒例となるアナウンスを出す。
(ああっ・・・)
ここでメンバーが退場。
その姿が見えなくなるまで、ずっと手を振り続けた演者のみなさん。
「アリガトーー!!」
「イカナイデーー!!」
現場の後方で立ち見するオタクから熱い声援を受ける。
*
メンバーが見えなくなったあとの、近くの方の会話。
「いーっしゅんだねぇ!」
「あっという間だった」
「たのしかった」
(ほんとそれなーー。お疲れ様でした!!!)
僕にとっての夢のような時間は、ここで終わってしまった。
小説「今夜はポポロコアワー!!」完
以上、一気に駆け抜けるように過ぎ去ったライブパートを小説風に紹介しました!
ライブ情報、セットリスト
- ポポロコネクト定期公演「今夜はポポロコアワー!!」
- 2020年1月9日
- AKIBAカルチャーズ劇場
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