「君と光」だけで記事が1つ書けた。大原ゆい子ワンマンレポートその1

2020年9月6日アニソンライブ・声優現場

私はこのライブをもって、大原ゆい子さんの出演するイベントに参加して3回目になる。

今回はワンマンライブ「今夜は夢を見る」本編の最後に披露された「君と光」にクローズアップして綴った。君と光を聴きながら、このブログを読むという楽しみ方もアリだ。

至福の夢を見る

アンコール前の最後の曲「君と光」のイントロが始まった。

僕はイントロの一音を聴いただけで全てを理解した。うわっ、、本当に来たぞ、君と光が最後に。鳥肌が立ち背筋が凍りついた。

今回のワンマンライブのタイトルは「今夜は夢を見る」。僕はそのタイトルを見た段階で、君と光が最後に披露されることは読めてしまった。

大原ゆい子さんを知ってちょうど1年が経つ。そんな僕にとってはあまりにも簡単すぎる謎解きだ。

この時間はかけがえのないものになるんだ。
この瞬間は絶対に忘れてはならないんだ。

そう自分自身に誓った僕は微動だにせず、硬直状態を保ったまま君と光を聴くことにした。あえてリズムにのることを選ばなかった。体を動かさないことで、この先で得られることになる感動をストレートに心に染み込ませようと試みたのだ。

僕はゆい子さんやバンドメンバー、そしてアニメ「からかい上手の高木さん」のラストシーンが映る舞台上のスクリーンを見ていた。

他のお客さんの頭の揺れで、横つながりの座席が微妙に揺れる。貧乏ゆすりで起こる長椅子の振動と同じ。しかし僕にとっては不快な揺れではない。これこそが現場の醍醐味なのだから。

いま、スクリーンの中の高木さんがいる世界線は夏祭りのシーン。おっと、ここで高木さんのりんご飴が自分の浴衣にくっついた。これはびっくり。

僕は高木さん2の最終回を見ていなかったため、夏祭りシーンを大原ゆい子さんのワンマンで初めてみるという、奇妙な体験をすることになった。

放送当時に最終回を見た方はアニメ内でも流れた「君と光」を聴いてさぞかし泣いただろうなーと察した。この場でもう一回泣くんだろうなぁ。

いよいよ「君と光」はクライマックス。ラストサビで音が大きくなり、現場は大団円を迎えた。

この曲は、あと何十秒か経ったら終わってしまうんだな。寂しいな。でもそんな切なさが僕の心をうんと熱くさせた。一瞬一瞬の刹那を生きている感覚に痺れた。君と光は、僕のいろいろな感性を育ててくれる曲だ。

西片くんが長い階段を登り、高木さんと合流するシーンを以ってアニメーションは終わった。同時に曲も終わりを迎えた。

現場の生演奏こそ、どんなCDプレーヤーも絶対に勝てない最高のハイレゾ音源だったのだ。

ここで、ライブに携わった全てのスタッフ様に敬意を示そうではないか。僕たちオタクは感謝の心を材料に構成された存在なのだから。

至福のハイレゾ音質をありがとう。

大原ゆい子さんと同じ空気を共有した僕たちはみな、スポーツの種目で優勝したかのような喜びに満ち溢れていた。そう、俺たちは優勝したのだ。勝たせてくれて本当にありがとう。

ーー「君と光」完

ライブ詳細とセットリスト

https://twitter.com/yuiko_staff/status/1231570334316290055?s=21
  • 大原ゆい子ワンマンライブ「今夜は夢を見る」
  • 2020年2月23日(日)第二部
  • 恵比寿ザ・ガーデンホール

セットリストはこちら(外部リンク)

つづきはこちら

ワンマンライブ「今夜は夢を見る」全体の感想をご覧いただけます。こちらからどうぞ。